柴又100K 敗戦

5/19 日曜日は柴又100Kであった。

ゴールできずに敗戦レースとなってしまった。ここにその記録を残す。

松戸のホテルに前泊。朝4:00に起床。ストレッチ、トイレを済ませて出発する。もう、ホテルからチェックアウトしてくるのみんなランナー。

柴又駅はランナーだらけ。
寅さんの銅像の脚を撫でて、あやかろうとする人も。


駅からランナーが集団で移動する。


会場に着くと最高の曇り空でした。この日差しなら走りやすく助かります。この日は一日中曇りの予報。


昨年も出場したのだが、昨年と一番の違いは日差しと暑さ。昨年はスタート前のトイレ待ちで汗タグだったからな。


「H」グループのスタートは7:40。ところが日差し出てきた…やめてくれ!


わらわら集まってくる7:34頃




スタート🏃‍♂️🏃‍♀️🏃‍♂️🏃‍♀️🏃‍♂️🏃‍♀️🏃‍♂️🏃‍♀️



Aグループは6:30スタート。力量に応じてA〜Hに分けられる。ここから十分刻みでウェーブスタート。似た力量のランナー同士で走るわけだから、長い区間一緒に走る。






10㎞地点を通過。走れるうちに走っておきたい。疲れるにはまだ早い。


第一関門の19㎞地点を難なく通過だが、汗が止まらない。脱水症状が危ないから給水地点でしっかり水分補給。でも、補給した分がぜんぶ汗で吹き出る。日差しの馬鹿野郎。


20㎞地点通過。まずまず、予定通りの走り。暑くて汗びっしょり。こりゃ、後半不安だ。早く曇ってほしいと願う。


38.8㎞地点の第二関門。こんな大きなエイドステーションなのに、ゆっくり休まなかった。先を急ぐあまり、水の補給少なかった。焦った。なんとか次のエイドまで持ちましたが、脱水症状になるの怖い。


40㎞地点を追加。タンクトップ姿だったから、肩がヒリヒリ日焼けしてきたのわかりました。


フルマラソン相当の42㎞地点。
坂を降りて砂利道を走らされる。これは知っていて、ここの区間は走らない作戦。
坂道が濡れているのは、坂の上で「かぶり水」できるポイントがあるから。私も頭から水をかぶる。


次の関門は50㎞地点かと思っていたら、47㎞地点でした。下調べ不足の私がいけないが、50㎞地点を13:45を目指して走っていたので、予定と異なり少し戸惑う。


47㎞地点は五霞町ひばりの里。ここで小休止。日陰を探してウロウロ。座り込む。みんなここでドロップバックに入れてスタート地点で大会運営者に預けていたものを受け取る。スポーツゼリーを抜き取り、タオルを取り替える。着替えをしようかと思ったけど、タイムが気になり、着替えは諦めて再スタート。


スイカが🍉美味かった。


50㎞地点。ここで14:20。当初、50㎞地点を出発しようと思っていた時間通りの展開。だが、気持ち・身体がリセットされての50㎞地点ではなく、くたくたの50㎞地点。あぁ、駄目だ焼ける。


50㎞から暑さで体力奪われるのわかりました。足が止まりそう。これだと60㎞地点の関門突破無理かな…と、頭をよぎる。

頭がぼーっとする。水を浴びたい。

もうダメかと思ったけど、60㎞地点手前で河川敷に寝転んで休憩。5分くらい?3分くらいかもしれない。

「あれ?」

すごく身体が回復したのを感じた不思議な感覚。

なんだこれ、初体験な感じ。

15時をまわり、陽が傾きだしたのが大きいか?

60㎞地点の関門突破はいける!と思い、快調に走り出す。


ちょいちょい河川敷に寝そべって身体を回復させては走るの繰り返し。


70㎞地点も通過。次は80㎞地点の関門突破をめざす。関門突破もいけるペースになってきた。謎の走力回復現象に自分でも驚く。いや、完全に気温の差だ。






77㎞地点通過で感じた、「あぁ、80㎞地点通過はこのままだと無理だ」

諦めたらもう走れなくなった。関門までトボトボ歩く。

関門突破諦めたひと同士で話しながら歩くもよしですが、なんだか今回はヒトの話したくなくてiPodききながら歩いた。

あと、10分あるかないかで随分違うんだけどなあ。まあ、80㎞地点を通過しても、14時間以内に100㎞は、さらに30分必要かもな。今の私にはこの時間を捻出する力量はない。


真っ暗闇を40分くらい歩いたかも。


バスに収容してもらいスタート地点に引き返しました。悔しい現実。



45〜50㎞の56分38秒はひばりの里の休憩なので想定通りだが、55〜60㎞の57分16秒はホントに苦しかった。橋の下の日陰で座り込んだの大きいな。でも、風が気持ちよくて、幸せな休憩時間だった。

恥ずかしい話しだが、私のマラソンは天気次第なのだ。フルマラソンでも寒ければ寒いほど好タイム。気温25度の日差し有りの条件でのウルトラは厳しい。どうにもならない壁をまたしても感じた。

柴又100Kは去年も一昨年も出場していて、まぁ、去年は気温30度だったため、走る前から危険は感じていて、実際にレースの完走率50パーセントなのだからまあリタイアは賢明な判断だと自分に言い聞かせる。あれは例外の年だった。今年と比較するなら一昨年の大会だ。一昨年も80㎞地点まで行っていた。

今年と一昨年を比較して一番違うのは、80㎞地点通過が見えていたので60〜70㎞区間で頑張れていたこと。こんな私でも少しは進化しているようだ。

積極的な休憩は大事。あと、陽が傾く15時台からの走りに備えて、昼間に頑張りすぎないってのも必要か。

また、次回にチャレンジしたいなと、ここに決意した。

こんなこと言ってるとアレだが、自分としては手応え感じた次につながるウルトラマラソンであった。

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